腹腔鏡下子宮全摘手術 体験記0-2 手術までの経緯
腹腔鏡手術は2回目でした。
1回目は2017年(35歳)に不妊治療目的のチョコレート嚢胞の摘出のために腹腔鏡手術を受けています(この時のことも記録しておけば良かったと後悔しています。)。
以下に時系列で今回の子宮全摘に至るまでを記しました。
2017年
不妊治療を目的としたチョコレート嚢胞手術を受けました。
近隣の不妊治療クリニックに通っていましたが、
妊娠のためにはチョコレート嚢胞を摘出した方が良いということで、
大学病院を紹介され、腹腔鏡にて手術を受けました。
術後、2回人口受精をするも妊娠せず、その後積極的な不妊治療はやめました。
不妊治療をやめてから、婦人科には通っていませんでした(子宮頸がん検診は年1回受けていました)。
2021年5月頃
腹部に痛みを感じたため、腹腔鏡手術を受けた大学病院で診察を受けたところ、
チョコレート嚢胞がやや大きくなってきている等々(確か、、少し記憶があいまいです)とのことで、
今後妊娠を希望しないのであればジェノゲストを服用して症状を抑え、
閉経する頃に子宮全摘を検討する方針になりました。
この時に、妊娠をあきらめる決心をしたので、
今回の子宮全摘を検討する際には、妊娠が出来なくなることについては特に悩みませんでした。
2022年10月頃
子宮頸がん検診で、ASC-US(軽度扁平上皮内病変の疑い)となり、
大学病院で精密検査(子宮頚部の細胞診で陽性となり、その後コルポスコープ検査)を受けました。
精密検査の結果、高度異形成(CIN3)が出てしまったので、少なくとも子宮頚部の円錐切除術は受けなくてはならなくなりました。
この時に、高度異形成のみに対応した円錐切除術にするか、
もしくは子宮筋腫や子宮内膜症もあり、いずれ子宮全摘を検討していたので、
予定を前倒しして子宮全摘をするか、という話になり、
子宮全摘をすることとなりました。
2023年1月
2023年3月に腹腔鏡下子宮全摘手術を受けることが決定しました。
1月から手術日までの約2か月間はジェノゲストではなく、レルミナを服用しました。
2023年3月(41歳)
腹腔鏡下子宮全摘手術を受けました。
開腹手術となる可能性もあったのですが、無事予定通りの腹腔鏡での手術となり、
術後3日目(手術日の翌日から数えて3日目)に退院することが出来ました。