腹腔鏡下子宮全摘手術 体験記0-3 不安だったこと
不安な点は2つありました。
1つ目は人工肛門となる可能性です。
2017年の腹腔鏡手術(チョコレート嚢胞)の際、子宮と腸がべったりと癒着していたので、予定の時間を超えた手術でした。
その手術の所見を見て、主治医から、癒着がある場合、手術で腸管損傷し、人工肛門となる可能性があると説明されました。
前回のチョコレート嚢胞の手術の時には、特段説明されなかった(私が忘れているだけかもしれませんが)リスクだったので
とても不安でした。
今の生活が変わる可能性が大きいのであれば、今回は高度異形成の治療である円錐切除のみにしようかとも考えましたが、
手術前説明の際に主治医に再度リスクについて確認し、「癒着があることが分かっているので、リスクが0とは言えないが、人工肛門になるのは稀である」ということで、納得して手術を受けることにしました。
参考までに、手術前説明書には、2019年の婦人科腹腔鏡下手術における腸管損傷を起こした割合は0.19%とありました。
2つ目は開腹手術となる可能性です。
上記の通り、私の子宮と腸は癒着していたので、手術の途中で開腹手術となる可能性もあると言われました。
開腹手術の場合、腹腔鏡手術より退院予定日が延びてしまうため(おそらく術後1週間位)、出来れば腹腔鏡で終わってほしいと思っていました。
ただ、癒着が酷いと言われていたので、開腹になってしまうのかもと少し覚悟はしていました。
腹腔鏡を予定していて、途中で開腹手術となる割合については、ネットで調べましたが結局わかりませんでした。
主治医にも確認すれば良かったのですが、忘れてしまいました。
結局のところ、「癒着等の度合いによる」ということなので、割合を確認出来てもあまり意味がないのかもしれません。